第1回 国際モスクワ音楽オンラインコンクール のご案内
「第1回 国際モスクワ音楽オンラインコンクール (IMMC)」で審査員を務めさせていただくことになりました。
コロナウイルス感染拡大により、世界各地でコンサートやコンクールの中止や延期が相次いでいる中、演奏家が実力を試せる場として、様々なオンラインコンクールが立ち上げられています。
モスクワで創設された このコンクールは、プロフェッショナル(ピアノ、弦楽器、ギター、管楽器、声楽)、アンサンブル、アマチュア(愛好家)の3部門からなる大規模な国際コンクールです。
10歳以下のジュニアのカテゴリーから、26歳以上のカテゴリーまで、年齢別に6つのカテゴリーが設定されており、世界各国から参加者を受け付けています。
審査員のメンバーは、主にモスクワ音楽院の准教授ら、世界中で活躍している演奏家で構成され、審査員長は、第2回浜松国際コンクール優勝者であり、第1回浜松国際ピアノアカデミーやカワイのマスタークラスなどでも講師をされたヴィクトル・リャードフさんが務められます。
このような一流の演奏家の方々の審査チームに招待していただき、大変嬉しく思っています。
コンクールへは、ご自宅などで自分の演奏をビデオ撮影し、YouTubeにアップロードして公式サイトから申し込みするだけで日本にいながら気軽に参加することができます。
公式サイトによると、参加料は約25ユーロ(約3,000円)で他のコンクールに比べて安めです。
入賞者は国際コンクールのディプロマ、グランプリは約250ユーロの賞金が受け取れるそうです。
申込締切は7月25日(土)。
日本から海外コンクールに参加して箔を付けたい、実力を試してみたい方、 参加する予定にしていた音楽コンクールやジュニアコンクールが中止(延期)になり、新たな目標を見つけたい方は、是非チャレンジしてみて下さいね!😊
納得いくまで何度でも演奏を撮り直しして、ベストな状態で参加できるのがこのコンクールの良いところだと思っています。 🎼
もちろん、撮影した動画で他のオンラインコンクールやピアノコンクール、オーディション、課題曲チャレンジなどと掛け持ちもできます。
この”国際モスクワ音楽オンラインコンクール”への挑戦が、参加者の自信を深め、夢と可能性を実現するために役立つことを願っています。
皆様の演奏を楽しみにしています。🤗
詳細については、コンクール公式Webサイト(英語・ロシア語)をご覧下さい。
ご参考までに、コンクールの概要を訳して下記にて案内しています。
国際モスクワ音楽オンラインコンクール
1st International Moscow Music Online-Competition
参加申込期間
申込受付中。締切は2020年7月25日(土)
申込方法
動画審査によるコンクール。
演奏動画をYouTubeにアップデートし(限定公開可)、申込フォームにリンクアドレスを入力、もしくはコンクール事務局にメールで送付。
部門
プロフェッショナル
- ピアノ
- 弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
- ギター
- 管楽器(フルート 、オーボエ、クラリネット、ファゴット、トランペット、トロンボーン、チューバ、サクソフォン)
- 声楽
アンサンブル
- デュオ、トリオ、カルテット他
アマチュア(愛好家)
- 生徒、学生はプロフェッショナル部門で参加。
年齢・演奏時間
- プロフェッショナル
10歳以下のクラス | 5分以内 |
10歳~14歳のクラス | 8分以内 |
14歳~17歳のクラス | 10分以内 |
17歳~22歳のクラス | 15分以内 |
22歳~26歳のクラス | 15分以内 |
26歳以上のクラス | 15分以内 |
- アンサンブル
年齢制限なし | 15分以内 |
- アマチュア(愛好家)
年齢制限なし | 10分以内 |
演奏プログラム
自由曲。演奏時間は各カテゴリーによる。
- 1つのビデオに中断なしで録画すること。(事務局によると小品2,3曲を組み合わせてもOKだそうです。)
- 動画編集、音声編集は禁止。
- 撮影は楽器と演奏者の手、顔が映るように撮影すること。
- アンサンブル、アマチュア奏者は楽譜を見て演奏可。
審査員
参加費
約25ユーロ(約3,000円)
お問い合わせ
コンクール公式Webサイト
https://immc-online.com
2020年7月16日追記
申込フォーム入力内容の説明
コンクールへのお申し込みは、公式サイトの申込フォームよりお申し込み下さい。
申込フォームへの入力内容を日本語に訳して説明します。
PCの方は、番号の上にマウスのポインターを置くとその項目の説明文が表示されます。
スマホの方は、申込フォーム画像の下に説明文が表示されていますので、ご覧下さい。
このページの申込フォームは説明のための見本画像です。
参加者の名前(フルネーム)
保護者の名前(未成年者のみ)
Eメールアドレス
電話番号
日本の国番号(+81)をつけ、市外局番の最初のゼロを省いて記入。
例06-1234-5678の場合、+81 6 12345678と入力。
連絡手段を入力
Eメール、WhatsApp、Viber、Telegramから1つ選択。
生年月日
在学している、または卒業した学校名
これまでに師事した先生の名前、Eメール
ホームページ、YouTubeチャンネルのアドレス
アンサンブル部門で参加する場合のみ入力。
代表者の名前、年齢、Eメール、楽器編成、アンサンブルのグループ名
参加する年齢カテゴリーを選択
楽器種別を選択
A:ピアノ、B:弦楽器、C:声楽、D:管楽器、E:ギター、F:アンサンブル
ピアノ、ギターの参加者以外は、演奏する楽器(ヴァイオリンなど。声楽の場合はソプラノ、テノールなど)を入力。
音楽歴を簡潔に入力
演奏動画へのリンク(YouTube)
コンクール審査を受ける動画のリンクアドレスを入力。
動画の演奏曲名、作曲者名を入力
入力が終わったら申込ボタンをクリック
参加料のお支払い方法
日本からのお申し込みの場合、参加料のお支払いはVISAカード、マスターカード、Googleペイのいずれかになるようです。
申込フォームに必要事項を入力し、申込が完了すると事務局から24時間以内に申込受付メールが届きます。そのメールにお支払い画面へのリンクが記載されています。
リンクをクリック、もしくはコピーしてインターネットのアドレスバーに貼り付けます。
下記のようなお支払い請求画面が表示されます。金額が2000₽(2000ルーブル。ロシアの通貨。約25ユーロ。約3000円です。)になっているか確認して下さい。
Payボタンを押して支払いが完了すると、完了画面に切り替わり、入力されたメールアドレスにも支払い完了通知が届くと思います。
お支払いが済むとコンクール参加受付が完了します。
審査結果は8月10日以降に通知されるそうです。
8月18日追記
ディプロマ申請フォーム入力内容の説明
コンクールには日本からもたくさんのお申し込みがありました。
入賞された方々、おめでとうございます。惜しくも入賞を逃した方々も素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。
数名の方からディプロマ(賞状)の受け取り方法について質問がありましたので、コンクール事務局に問い合わせをいたしました。
参加人数が多かったため、事務局は個別に結果報告をせず、公式サイトでのみ入賞者の発表を行っているとのことです。
入賞者リストに名前が掲載されている方は、「Get diploma」の青いボタンをクリックして、入力フォームに必要事項を入力の上、ディプロマの申請をして下さい。受け取りまで数日かかるようです。
ディプロマだけでなく、師事している先生へのサンキューレター(感謝状)も一緒に申請できるそうです。
下記に入力内容を説明します。
PCの方は、番号をクリックするとその項目の説明文が表示されます。
スマホの方は、申込フォーム画像の下に説明文が表示されていますので、ご覧下さい。
参加者の名前(フルネーム)を入力
師事している先生の名前を入力
国名を入力
音楽教室や大学名を入力
参加した年齢カテゴリーを選択
楽器種別を選択
ディプロマに記載される言語を英語とロシア語から選択。残念ながら日本語はありません。
Eメールアドレスを入力
サンキューレター(師事している先生への感謝状)を希望される場合は、✔マークをクリック。文字が濃くなればOK。
入力終了後、送信ボタンをクリック
また、グランプリ、及び特別賞を受賞された日本人3名の方(ピアノ、声楽)には、賞金が授与されるとのことです。賞金の受け取りについては、後日公式サイトに掲載される案内をお待ち下さい。(追記:公式サイトには掲載されず、賞金授与者には事務局から直接連絡があったようです)