審査員を務めさせていただいた「第1回国際モスクワ音楽オンラインコンクール」が無事に終了いたしました。

2020年10月23日更新

第2回コンクールの開催が決まりました。参加費、年齢カテゴリーなど変更点がありますので、詳しくはコンクール公式サイト(英語)をご覧ください。参加申込受付は2020年11月1日から始まります。(申込締切は11月25日)

前回のブログやSNSで、コンクールについてご紹介させていただいたのですが、モスクワの国際オンラインコンクールということもあり、お問い合わせが相次ぎ、その反響に大変驚かされることとなりました。


コンクール公式サイトはロシア語、英語で書かれているため、皆様のご不明な点(参加申込に関してなど)は事務局に問い合わせをし、日本語に訳して前回のブログに追記する形を取らせていただいたことで、日本からもたくさんの参加申込がありました。

前回のブログ

「国際モスクワ音楽オンラインコンクールのご案内」は ⇒ こちらをクリック

コンクール事務局によると、ロシア全土からはもちろんのこと、6歳から68歳まで世界各国から予想を上回る申し込みがあったそうです。
主要な国際コンクールで入賞経験のある参加者も少なからずいて、大変レベルの高いコンクールになりました。
(日本からの参加者の多くは全国大会入賞レベルの演奏でした!)

審査は、ロシアの一般的なコンクールの基準で行われました。


ロシアにいる審査員達(ヴィクトル・リャードフさん、デニス・チェファーノフさんら)は、それぞれ国内のマスタークラスとコンクール審査の掛け持ちというハードスケジュールをこなしており、私も普段通り、教室の生徒さん達とのレッスンも行いながらの審査でした。
朝と晩に数時間ずつ審査時間を確保していましたが(休日は一日中)、動画を視聴する際は、朝と深夜とで審査にムラが出ないように注意して、1人の演奏に対して時間を変えて2回以上聴くようにしていました。

オンラインコンクールは、演奏者によって動画の質(カメラやマイクの性能・自宅、ホールなどの録音場所・ピアノの種類など)が異なり、すべて考慮して審査する必要があるため難しい点が多くありましたが、3週間近くに渡って才能溢れる、本当に素晴らしい演奏をたくさん聴かせていただき、コロナウイルスで不便を強いられている中でも情熱を持って音楽を奏でている参加者の姿に心を打たれました。

オンラインコンクールなので、モスクワへ行くことなく、自宅で参加者の動画を視聴しての審査でした。
自室なので普段着ですが、審査は厳格、公平に。
楽譜を見ながら演奏に対する自分のメモをPCに入力。

審査が終わったのは8月14日。入賞者は 8月15日夜(日本時間16日未明)にコンクール公式サイトで発表されました。
発表時、審査員仲間たちは「コンクールの成功、おめでとう!」とグループチャットで盛り上がっていたようですが、時差の関係で私は寝てしまっていたので、その輪に加われませんでした。🥺

コンクールは楽器別に部門が分かれており(ピアノ、弦楽器、ギター、管楽器、声楽)、それぞれ6つの年齢カテゴリーが設定されていますが、全部門通してグランプリを受賞したのは、14歳の日本人男性ピアニスト!👏👏👏


また、日本からは第1位と特別賞をW受賞されたピアニスト、声楽家の方以外にも、8名の方が第1位〜第3位に入賞されました。👏👏👏


おめでとうございます!私も大変嬉しく思っています。これからの益々のご活躍を心から願っています!

コンクール終了後、事務局から送られた審査員への感謝状。大変光栄です☺️

さて、先日、新聞に第1位と特別賞をW受賞された日本人ピアニストの方の記事が掲載されました。

私にも新聞社の方より取材依頼があり、審査員としてお話しさせていただきました。新聞記事には私のコメントも掲載されています。☺️(ほんの少しですが・・・。もちろんメインは入賞者!)

事務局によると、「国際モスクワ音楽オンラインコンクール」は、パンデミックの間はコロナウイルスで不自由を強いられている演奏家の応援のために半年に1度のペースで開催される予定だそうです。


コンクールが終わって溜まっていた仕事、私用などでバタバタしていたため、ブログの更新がなかなかできませんでしたが、ようやく少し落ち着いてきました。

今日は、午前中にピティナ(全日本ピアノ指導者協会)本部からお誘いいただいた「ピアノ曲辞典オーディション」「ショパンの日」の説明会にオンラインで参加しました。

大変興味深い企画で、これからは演奏動画を撮ったり、提出する機会がどんどん増えてくると改めて思いました。レッスンではそれらにうまく対応していくつもりにしています。

今年は、11月にも国内のコンクールのお手伝いをすることになっており、こちらも楽しみです。