ご報告が遅くなりましたが…

12月にロシアの第2回「国際モスクワ音楽オンラインコンクール」、1月にフランス・ヴェルサイユの「Rencontre à Versailles 国際音楽コンクール」で審査員を務めました。

第1回に引き続き審査をさせていただいたモスクワのコンクールは、各国での認知度が上がってきたようで、参加者が大幅に増えました。

今回はコンクール公式サイトのロシア語ページがバグを起こして閲覧できなかったせいか、ロシアからの参加者はさほど多くなく、ヨーロッパからの参加者が80%以上を占めていました。一番多かったのはポーランドからの参加者だったと思います。

日本からの参加者(ピアノ、弦楽器、声楽)も前回よりも増え(全体の約8%)で、国内外のコンクールで上位入賞歴のある方が多くいらっしゃいました。

当初、参加申込の受付は11月25日までだったのですが、当日になって突然締切が1週間延長されてしまいました。驚かれた方もいらっしゃったようですが、海外ではこういうことはよくあります…💧

締切日変更でこちらの予定は完全に狂ってしまい、年末の忙しい時期、審査時間の確保に苦労する羽目になってしまいました😓

ほとんどの参加者のYouTubeアップロード日が11月22日以降になっており、締切直前に申込が一気にきてしまったようです。

今回も主催者から審査員への感謝状をいただきました。

最も参加者が多かったピアノ部門では、成長の差が大きく見られた年齢カテゴリーもありましたが、全体的にレベルが高く、第1回、第2回とも完成度の高い才能溢れる演奏ばかりで採点に非常に苦慮しました。

他の審査員も「みんなに1位をあげたいけど、それができないのが残念。」と言っていました。

弦楽器、管楽器、ギター、アンサンブルなど、どの部門もレベルが高かったそうです。

アンサンブル部門には、室内楽だけでなく、ピアノデュオ、ピアノアンサンブルでの参加者も多くいらっしゃいました。

第1回コンクールでは、日本人ピアニスト原田怜さんがグランプリを受賞されましたが、第2回のグランプリはハンガリーの「TanBorEn Trio」が受賞👏👏👏

また、ピアノ部門、弦楽器部門、声楽部門の各年齢カテゴリーにおいて、日本人や日本に縁のある参加者が第1〜3位に入賞されました。おめでとうございます🎉🎊

入賞者の方々の今後のご活躍を切に願っています。

こちらはロシア語版の審査員への感謝状😊

第2回コンクールですが、コロナ渦の中、世界中で「オンライン化」への切り替えが済み、第1回の時に比べて参加者の動画の画質、音質が格段によくなっていました。

審査員はビデオの音質の差を考慮に入れながら審査するので、スマホで簡単に録画した演奏動画でも採点に影響することはありません。

ですが、今や世界中で数多くのオンラインコンクールが定着し、自分のアピールに長けている参加者が多い中、音割れや雑音があったり、画質があまりよくない動画での参加は悪目立ちするようになってきています。

自国にいながらにして海外の国際コンクールにチャレンジできるのがオンラインコンクールの特徴の一つなのですが、やはり自分のアピールの場であるので、今後世界を目指していく方々は演奏の質だけでなく、動画の音質、ボリューム、画質にも気を配り、動画全体を一つの作品として仕上げていく必要が出てきたように感じました。

音割れや雑音は、スマホでも外付けマイクを接続するなどで軽減できますし、少しの工夫次第で動画の印象を良くできるのではないかと思います。


第3回コンクールの申込受付は4月1日から始まります。

公式サイトによると、グランプリの賞金が引き上げられているようです。

変更点もあるようですので、詳細が発表され次第、ブログでご案内する予定にしています。

モスクワのコンクールについての過去のブログ(追記ばかりで見づらくて申し訳ありません)

・第1回国際モスクワ音楽オンラインコンクールのご案内 ⇒こちらをクリック

・国際コンクールの審査を終えて ⇒こちらをクリック

・第2回国際モスクワ音楽オンラインコンクール開催決定(日本人入賞者達のメディア記事へのリンクあり) ⇒こちらをクリック


さて、1月に審査させていただいたフランス、ヴェルサイユの国際音楽コンクール「Concours International de musique “Rencontre à Versailles” 」についても少しお話ししたいと思います。

審査員の証明書をいただきました

“Rencontre à Versailles(ランコントル ア ヴェルサイユ)”は「ヴェルサイユでの出逢い」という意味です。💐

フランスらしいロマンティックな名前のコンクールですね!

こちらはフランスのアソシエーション主催の主にジュニアを対象とした国際音楽コンクールで、ピアノ部門とヴァイオリン部門があります。現在はビデオ審査で行われています。

(次回から対象が高校生までになり、管楽器部門も増設されます)

各国の子供たちの演奏スタイルを知ることができる非常に貴重な機会であり、ヨーロッパの音楽学校の名教師たちと一緒に仕事させていただき、光栄でした✨

招待していただいたフランスの関係者の方々に感謝申し上げます。

次回は5月に開催されます。

申込締切は5月1日、動画提出の締切は5月31日だそうです。

入賞者にはディプロマが授与され、指導者賞も設定されています。

コンクール公式サイト(要項は日本語記載あり)

https://insteurasia.wixsite.com/vie2020/concourshttps://insteurasia.wixsite.com/vie2020/concours