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小さな生徒さんのピアノ椅子の高さ調整

少し肌寒くなってきたので、ピアノ椅子のチェアーパッドを秋冬用に衣替えしました。

ミッキー柄のふかふかパッドです。生徒の皆さん、なかなか気に入って下さっています(^^)

さて、このピアノの椅子(トムソン椅子)は、生徒さんの身長や手首の高さに合わせて、高さを上下に調節できるのですが、一番高い位置に合わせても、小さな子供の生徒さんには座高が低くなってしまうことがあります。

そのままだと手首や肘が下がってしまいピアノを弾くための良い姿勢が保てませんし、手首や肘をあげようとすると肩に力が入ってしまい、指先に力を伝えることが難しくなります。

そこで重宝しているのが、椅子の高さ調整用のクッションです。

厚さ6㎝のクッション。足元にはハンドルをグルグル回して高さを調整できるペダル台を置いています。

某カタログのネット通販で購入したクッションですが、椅子とほぼピッタリサイズ。後ろに固定用の紐がついているのでズレません。カバーの中には凹まない姿勢ケア用のクッション材が入っていて、なかなかの優れものです。

こちらは厚さ3cmのクッション。低めの足台とフィットペダルを置いてみました。教室にはもう一段低い足台とそれに合わせた高さのフィットペダルもあります。
ボタンを止めて2つのクッションを重ねることもできます。重ねてもズレません!

ピアノのレッスンは、導入期が一番大切な時期です。初心者の小さな生徒さんが、まずはきれいなフォームを身につけていけるよう、生徒さんの身長に応じて、クッションと足台、ペダルの高さを細かく変えて使っています。


過去のブログ ⇒ 良い音を出すための座り方